7品目 詐欺企業「楽天」 kobo Touch 追記(7/30) [デジタルガジェット]
楽天から発売された電子書籍端末「kobo Touch」を購入しました。
これまでに発売された電子書籍端末は1万円を超えていたため見送っていましたが、kobo Touchは7,980円と安かったので思わず予約して購入してしまいました。
これからインプレッションを書いていきますが、先に総評を書いておきます。
「楽天社長はユーザーのことなんて全く眼中にありません。購入を検討している人は下の記事をまず読んでください。読んだ上でそれでも欲しいと思った人は、最低の製品・サービスを体験することを覚悟してください。」
日経ビジネスDigital速報「細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ 」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120727/235043/?ST=pc
異常に開けにくい箱の中には本体とUSBケーブル、取扱説明書とはとても言えない紙と注意事項と製品仕様が記載されている紙が計3枚入っています。
Apple製品の真似をして詳しいマニュアルを添付しなかったのでしょうが、Apple製品のようにセットアップしながら操作方法を学ぶようにはできていないため、スマートフォン等に慣れている人でも若干戸惑います。
筐体はマットな質感で手触りは良いです。
インプレッション
Good
- 軽い
- E-Ink電子ペーパーは文字が見やすくて目が疲れにくい
- フォントの追加が楽（本体メモリのルートに「fonts」フォルダを作成してその中に入れるだけ。）
青キン明朝フォントが見やすい - microSDで簡単にメモリを増やせる
Bad
- 使用するのにPCでアクティベーションが必要（しないと何もできない）
- 反応が鈍い
- ページめくりの方向がkoboのEPUBとPDFで統一されていない
- WiFiの設定でネットワーク名の入力欄が隠れて見えない
- 日本語ファイル名だと文字化けする
- 青空文庫は表紙が全て同じでタイトルが書かれていないため表紙からは何の本か全くわからない
- 電子ブックストアの予告が嘘だった。オープン時に日本語書籍は約3万冊を用意といっていたのに、実際は19日時点で「日本語」で絞り込むと18,894件で、21日になっても19,209件で2万件にすら届いていない
- 電子ブックストアの本のタイトルに巻数が書かれいないものが多すぎる（源氏物語で無料の本を検索すると、巻数が書かれていない「源氏物語」がずらっと並んで、何巻なのか全く判別できない）
総評
もう一度書きますが「PCやデジタル機器に詳しくない人は買ってはいけません。詳しい人でも最低の製品・サービスを体験したいかどうかを良く考えて購入を検討してください。」
見切り発車という言葉がこれほど似合う製品は久しぶりです。安かろう悪かろうの典型です。
うたい文句は「読書に革命を。」ですが、革命に付きものの「暴動」が発生しそうな最低な製品です。
元々それほど無かった楽天という企業に対する信頼感がマイナスに振り切れました。
壊れていて全く使えないというわけではないので、取り敢えずは青空文庫とEPUBやPDFにしたネット小説専用機として使ってみます。
今回で電子書籍端末に付いたマイナスイメージがAmazonの日本発売のKindleで払拭できればいいなと微かに期待しています。
追記
1週間我慢して使いましたが自炊小説はページめくりの感度が悪すぎて使い物になりませんでした。
タップのページめくりは5回に1回ぐらいしか反応せず、スワイプも2回に1回ぐらいしか反応せず、使っていてイライラします。
ストアは7月中に日本語書籍を3万冊と楽天の人が言っていましたが7/30現在で2万冊にすら届いていません。
それよりも腹が立つのは下の記事での三木谷の発言
日経ビジネスDigital速報「細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ 」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120727/235043/?ST=pc
ユーザー軽視が甚だしい！！
5％の人間が使えないものは欠陥品です。
「根本的で致命的な問題でもない。」という発言に呆れて物も言えません。
更にレビューで悪い点数をつけているのは少数のユーザーだから隠蔽してもいいという考えに唖然としました。
三木谷にとって電子書籍事業は出版社にいい顔するのが全てなんでしょうね。
今回のお買い物
・楽天 kobo Touch 7,980円
（安物買いの銭失いとはまさにこのこと。三木谷にkoboを投げつける会はまだでしょうか？）
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